腎臓(ウサギ;Carmine貪食)

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血管内に赤い色素(Carmine)を注射し、しばらく後に固定したウサギの腎臓標本である。取り込んでいるのはおもに近位尿細管上皮細胞である。Carmineは糸球体で濾過された原尿から、近位尿細管の内腔から微絨毛の基部の飲み込み小体によって細胞内に取り込まれる。
腎小体内部の構造では、毛細血管内腔に突き出た血管内皮細胞の核、毛細血管外周にまとわりついて外側に突き出たたこ足細胞の核、毛細血管と毛細血管の間にみえるメサンギウム細胞の核、ボウマン嚢上皮細胞を見分けることができる。

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