骨発生(ヒト胎児手指)

A 柱状軟骨
B 変性しつつある軟骨細胞
C 石灰化した軟骨基質

柱状軟骨は、骨端に近い一定の層で軟骨細胞が分裂し、それが順次骨幹の方へ送られていくためにできた、骨の長軸方向に軟骨細胞が列をなして並んだ構造である。
骨幹方向へ行くに従い、軟骨細胞は成熟し、軟骨小腔は拡大する。その後、軟骨基質が石灰化し、軟骨細胞が変性していく。
石灰化した軟骨基質は青紫色に見える。

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